野球って何?そのルールから守るべきマナーまで【解説します】

baseball

人気スポーツランキングに毎回上位に入っている野球。

テレビやニュースで毎日のように情報が流れてきますが、

自分の子供やもしくは自分が野球を始めようと思ったときに

改めて野球について知りたいと思った方に向けた内容となっています。

何となく見ているけれど、ちゃんとしたルールはよくわからない。という方に向け、できるだけ専門用語を使わないよう解説していきます。

野球のルール

現在の野球のルールは

9人ずつの選手で争われる2チームでの対戦ゲームで

両チームが攻撃と守備を交互に繰り返しルールの中で点を競い合う球技です。

守備側がボールを投げ、それを攻撃側の選手がバットで打つというのが基本となります。

バットで決められた範囲内にボールを打ち返すことができればグランドに置かれたベース(塁)に進むことができます。

(昔は打者が投手にコースを指定していた時代もありますが現在は投手が好きな場所に投げます)

攻撃側は、本塁からスタートして、それぞれ1塁→2塁→3塁→本塁と帰ってくることができれば得点となります。

攻めているチームがアウトを3回とるごとに攻守が入れ替わり。

両チームがそれぞれ攻撃を1回ずつ終了することをイニング(回とも呼びます)とよび先に攻めている方を先行、後に攻める方を後攻とよび、先行を「表」、後攻を「裏」と呼びます

勝敗は9イニング終了時に得点の多い方が勝ちとなります。

9イニング終了時に同店の場合は延長戦、もしくは引き分けとなります。

投手に向けたルール

・投手板に足を触れた状態で投球しないといけない。

・走者がいない場合は捕手からの返球を受けた後、20秒以内に投球しないといけない

・先発投手は少なくとも1人の打者との対戦を終えないと交代できない。(アウトにするか出塁されるか)

・救援投手は少なくとも1人の打者との対戦を終えるか、スリーアウト目を取らなくては交代できない。(ツーアウト1塁などの状況で登板した場合、打者をアウトにしなくても牽制や盗塁を刺すといったことでスリーアウト目をとれば次のイニングから交代できます)

・ボールにツバや異物、傷などをつけてはいけない

・アウトにしたり盗塁しにくくさせるため、走者をだますような行為をしてはいけない。これに違反することをボークと言います。ボークが宣告されれば、塁上のランナーは全て1つ先の塁へ進むことが出来ます。ボークは違反があった時点で即座に試合を止めることはなく、一連の動作が終了するまでは行われます。

打者に関するルール

・打者はバッターズボックスの中から打つ

打者はバッターズボックスの中から打つことが決められています。片足でもバッターボックスから踏み出していたらいけません。ただし、バッターボックスのライン上なら問題ありません。また、バントの時など、ボールに飛びつくような感じで打つケースが見られますが、この場合は打った時に「打者が空中にいる」状態、つまり足が地面についていなければ問題ありません。もしバッターボックス外の地面に足がついていて打った場合は、打球がフェアかファウルに関係なく打者はアウトになります。

走塁に関するルール

・スリーフットレーン内を走るのが原則

 打者がボールを打った後、フェアであれば1塁に向かって走ります。その際に本塁と一塁の中間地点から一塁側の半分に設けられスリーフットレーン内を走らないといけません。

これは走塁により守備を妨害しないために設けられたルールなので、守備の妨害にならないようであればスリーフットレーン外を走っても問題ありません。たとえば3塁方向にゴロを打った場合、捕球した3塁手が1塁に送球する際、打者はスリーフットレーンよりさらに外側(ファウルエリアの側)を通って走ってもOKです。

・オーバーラン

 塁に出た走者は、塁から離れている状態で『タッチ』されるとアウトになりますが、ヒットを打ったりした後、1塁を走り抜けることだけは許されています。1塁ではなく、2塁、3塁の場合に塁を走り抜けてしまった場合は、タッチされるとアウトになります。ただし、1塁の場合も2塁へ行こうとして走りぬけたのであればこの権利はなくなり、他の塁と同様、塁を離れた状態でタッチされるとアウトになります。

フライの場合は元いた塁に一度戻らなければいけない

フライを打者が打ち上げ、そのボールを守備側の選手がノーバウンドで捕球するその瞬間、塁上の走者はフライを打ち上げる前いにいた塁にふれていなければいけません。もし打者がボールを打った瞬間に走り出してしまっていて塁に戻るまでの間に、体か前にいた塁にタッチされるとアウトになります。

野球マナーとしての規定

ルール化はされていないが、相手と気分よく対戦を行う上で「マナー」と呼ぶべき物もあります。例をあげると

○試合前は内野に入らない。

→アップで内野に入ってしまっては、グラウンド整備の意味がない。

○自チームが走者二・三塁のチャンス。自分が三塁走者で、打者がヒット性の当たりを打った。

→ただホームインするだけではなくて、次の走者の為、クロスプレーを控える捕手の為、

打者が置いたバットを片づける(持ってホームインする)。あるいは次打者がバットを片づける。

また、次の走者の為にホームベース近くでコーチャーになる。

○自分が打者でキャッチャーフライを揚げてしまった。しかし、捕手は捕れなかった。あるいは捕球した。

→捕手のマスクをユニフォームで拭いて返す。

○ボールが汚れていた。

→ユニフォームや手で拭いて投手に返す。

○自分の前の打者が内野ゴロでスリーアウトチェンジ。

→すぐ戻らず、次打者がバットを取りに行く。

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